行き当たりばったり電子工作

昔の論理IC電子工作少年が、四苦八苦しながら現在の電子工作に挑戦する話。

電池でLED点滅回路(1)

とある理由で、電池駆動でLED点滅回路を作ることになりました。どんな理由だw

普通はタイマーICとか使うのでしょうが、わざわざ買うのも何なのでESP32で組んでしまおうと考えました。手元にいっぱいあるし。電池はCR2032などのボタン電池か単三電池2本か、ともかく3Vなのですが、3.3V駆動のESP32に繋いで動くのかというところから確認です。ついでに電源電圧3Vのときに、出力ピンの電圧がどうなるかも測ってみましょう。

利用するのはいつものように、お気に入りの D1 mini ESP32 です。例によって内側のピンのみ使用。

配線図、いるかな?

出力電圧を測定する配線図

これだけです。プログラム(というほどでもないけど)は下記。

void setup() {
  // put your setup code here, to run once:
  pinMode(16, OUTPUT);
  digitalWrite(16, HIGH);
 }

void loop() {
}


安定化電源で、まず3.3Vを印加してみたところ、約3.26Vが出力されました。

3.3V印加時


次に3.0Vにしてみます。

3.0V印加時

約2.96Vと、こちらも0.3V低下しました。これを見ると、3.3Vに昇圧はしていなくて、(電圧降下分はあるにしろ)電源電圧がそのまま出力されていることが分かります。なるほどねー。いや、D1 mini ESP32 の回路図を見ればわかるのかもしれないけど、測った方が早いのだ。

これで、とりあえず3Vで駆動できそうな気がしてきたので、次回はLEDの接続と点滅のプログラムです。ちょっと一工夫しました。