前回のエントリーの最後に載せた写真がGPS高度計の完成形ですが、今回はそのケースについて書いてみます。
ちなみに前回エントリーはこちら↓
jnz-tech.hatenablog.com
完成形写真はこれ
まず液晶表示部のケースですが、これはダイソーで売っていたコスメケースを、そのまま利用しています。けっこうピッタリで良い感じ。ちなみに液晶はOLED 2.4インチです。
そして右奥に見える白い箱の方がESP32が入った本体ケースで、こちらは最近買った念願の3Dプリンターで作成しました。使った3DプリンターはCreality K1です。
底面が蓋になっていて、そちらに基板を載せています。というかはめ込んでいます。
ESP32を載せた基板をはめ込んだところ。
ESP32を基板に直付けすれば、高さに余裕が出てスペーサーを入れることもできるのですけど、今回は半田しなおしが面倒だったのではめ込んだだけにしています。普通にしている分にはケースを振っても全く動きませんが、mini USB の抜き差しの時には、やはり動いてしまうので、組み立てる前にマスキングテープで止めました(汗)
USBの穴
底面は4ヶ所のねじ止め、ネジの頭が出ないように、四隅をへこませています。
ネジのメス側は、3Dプリンターでケース内にスペーサを作って、タップでネジ山を切りました。もっと大きなネジ穴なら3Dプリンターで直接ネジ山まで造形できるようですが、今回はネジがM3(3mm)と細かいので、タップの方が良い結果になりました。
そして車に取り付けたところ。
液晶表示部は、ダイソーで買ったソフトマジックテープを使って、ダッシュボードにあるバーに取り付けています。本体ケースの方は、バーの向こうにある物入れのくぼみに収めています。
電子工作をしていると、ケースに悩むことがあります。大きすぎたり小さすぎたり、穴あけ加工が面倒だったり。四角の穴あけとかウンザリするもの。それらが3Dプリンターを使うことで一気に解決しちゃいました。最初から穴付きでケースを造形できるのですから、これほど楽なことはありませんね。少しずつ進めているロボット戦車のマウントなどの部品も、3Dプリンターで作っていく予定です。